ピアス
金属アレルギーの発生を極力無くすため、当院ではチタン素材のピアスを使用しています。
チタンピアス | 1対 ¥8,800 |
---|
ファーストピアスを挿入後、4週間~6週間はピアスは入れっぱなしになります(途中で抜くと閉じてしまいます。また、ピアストラブルの原因になります。)。
未成年者は保護者同伴か、保護者の同意書が必要です。
ピアスは診察料、カウンセリング料込みの金額です。
※ピアスを開けるのは簡単ですが、その後はピアスホールを管理していく必要があります。お渡しする説明文のとおり、しっかりとケアをしてください。
また、下記のようなピアストラブルが発生する場合もあります。何かあった場合はできるだけ早めにご来院ください。
ピアストラブル
ピアストラブルが発生した場合は、それぞれの場合に応じて、処置をします。
ピアスホールからの出血、ジュクジュク
軟膏塗布を続行するか、治らなければシリコンチューブを挿入します。
シリコンチューブを挿入した場合は、そのまま1-2か月入れっぱなしで自宅処置をしていただきます。
ピアス肉芽腫(上記で治らない時なども含む)
テラテラした肉芽腫ができ、常に浸出液が出てきます。ピアスをいったん抜いて完全に閉鎖した後で、再度ピアスホールを作り直します。そもそもピアスが合わない場合は、あきらめてもらった方が良い場合もあります。
当院でピアスを開けて、6カ月以内の場合 | 再診料 880円 シリコンチューブ挿入料 3,300円 麻酔料 880円(麻酔が必要な場合) |
---|---|
その他の場合 | 初診料 3,300円 シリコンチューブ挿入料 5,500円 麻酔料 1,650円(麻酔が必要な場合) |
耳垂裂
耳垂裂とは外傷などで耳たぶが裂けてしまった状態のことをいいます。
裂けた耳たぶは自然にはくっつきませんので手術が必要になります。手術方法は裂けた部位を切除し縫合しますが、ジグザグに縫合することにより傷跡は目立ちにくくなります。外傷による耳垂裂は保険手術の適応となります。
表皮嚢腫、アテローム、粉瘤
体表面であればどこにでも出来る皮膚良性腫瘍です。皮膚表面の成分が袋を作ってその中に粥状の垢や膿が溜まったもので、炎症を起こす可能性があり繰り返す事が多いので、炎症を起こす前に手術で切除する事をお勧めします。
粉瘤の原因・発生部位
皮膚が内側に巻き込み、袋を形成して、角質・アカを袋の中に溜め込む腫瘍です。あらゆる年齢にでき、皮膚があるところはどこにでも発生する可能性があります。生まれつきのものもあります。
粉瘤の症状
隆起して、臭い・腐臭を伴う事があります。一般的に良性疾患なので急激に増大することはなく、徐々に大きくなっていきますが、感染すると、腫れて急速に大きくなり、疼痛を伴います。
ケロイド
ピアスホールの傷から発生するケロイドです。上記の表皮嚢腫と合併して生じる場合もあります。刺激により発生する硬いしこりで、痛みやかゆみを伴う事が多いです。体質的な要因もあります。
普通に切除するだけでは再発することが多く、しばらく固定して再発しないように配慮する必要があります。
過去に体のほかの部位にケロイドができた方や、多発している方は、内服治療も含めて厳格な管理が必要になる場合がります。
ピアスケロイドに関しては、核が存在する場合があるので、それを含めて切除する必要がありますが、全切除をすると耳たぶが無くなってしまうような大きなピアスケロイドの場合は、核と周囲のみの切除を行い、ちょうど良い大きさになる程度に切除するにとどめ、しっかりと再発防止の固定をします。
耳のどの部分にどのようにできるか、大きさはどれくらいか、などにより、手術デザインが変わります。