2023/08/04

VBeam2(Vbeam Perfecta)の治療回数と間隔

Vビーム治療の回数と間隔について、臨床経験上、医学的には2~4週間に1回程度の治療が可能です。保険診療では3カ月以上治療間隔を開ける制限がありますが、自費診療の場合は2~4週間以上の間隔を開けても問題ありません。治療回数の間隔が厳密に2~4週間である必要はなく、前後にずれても問題ありません。都合で2ヶ月や3ヶ月間隔があいてしまう場合でも、大きな問題はありません。ただし、短い間隔で治療を行うと短期的に効果が現れることもありますが、治療の回数を重ねることが治療効果を向上させる重要な要素となります。

保険診療の場合は通常、3ヶ月+1日おきに治療が行われます。例えば、5月5日に治療を受けた場合は、次回の治療は8月6日以降となります。3月31日に治療を受けた場合は、次回の治療は7月1日以降となります。

老人性血管腫や静脈湖、脂漏性角化症などは、通常1回の治療で消失することが多く、基本的には最大でも2回以内でのVビーム治療で治療が終了します。

一方で、赤ら顔、酒さ、毛細血管拡張、ニキビ跡の赤みなどの場合は、1回の治療では効果が限定的です。満足のいく効果を得るには通常4~5回前後の治療が必要です。Vビーム治療には回数制限はありませんので、例えば10回、15回と重ねて治療を行えば効果がより強まり、症状がほぼ消失することもあります。

新着記事